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ネットワーク


昨日の夕方5時に一本の電話が入りました。ある学校の先生からです。
「ある子が、実習先が無いのです。親も本人も一般就労を目指しています。センターで実習先を確保して頂けませんか?」という内容でした。もちろん引き受けました。
教育機関や福祉機関・医療機関からこの様な相談は頻繁にあります。勿論センターからお願いすることも多くあります。
近年、ネットワークや連携・共生なんて言葉が使われますが、「丸投げや押し付け」に本当の意味でのネットワークなんてないですよ。一人の利用者の為に、今出来ることはなにか?知識や関係機関を有効に活用し、責任を持ってお願いしたり、引き受けたり、そこにこそ、本質的なネットワークがあるのでしょう。



2008年9月12日 posted by yumenbo


目的は何ですか?


実習初日は、企業で働く心得学習でした。企業紹介のビデオを見ながら商品の取り扱い方等の指導を2時間受けました。企業側は、「本人がどこまで理解できているか?なんて関係ないんです。障害者も健常者も同じ研修をすることから始めたいんです。」とのこと。本人は少し眠そうだったけど、最後まで緊張感を持ち、聞いていました。
本日は、午前8時からの実習です。通勤指導も含め、センター職員は、朝7時から出勤です。2名の職員が正午まで付き添います。実習の内容は、野菜のカットとラップ パックとじです。1名は本人の横や後ろから、指導にあたります。もう1名は、実習生に指導される、企業側従業員とコミュニケーションを図りながら、実習生への伝え方や、対応の仕方について調整していきます。
実習が始まると、私たち職員は、実習に伴うチームを作り、企業と本人のサポートに全力を尽くします。しかし、通常業務は当然あるため、各法人(共生会・夢んぼ)から応援職員を派遣して、乗り切ります。これが出来るのが特定非営利活動法人の魅力なのかもしれません。
どちらにしても、「一人でも多く社会参加をさせたい」そんな目的でスタートした支援センターだからこそ、その目的達成を目指すため様々な手法を活用し日々努力しているのです。
原点の目的だけは、忘れてはならない。揺らいではならない。



2008年9月11日 posted by yumenbo


はじまり


今日から新たな実習がはじまります。昨年から、何度か訪問した企業が、障害者雇用について理解を深めて頂け、2週間の実習をクリアした人を雇用して頂けることになりました。実習に行くAちゃんは、ダウン症です。自分のペースがあり、第三者が見ると少し行動が遅くうつるかもしれません。しかし、私たちは知っています。人より時間がかかるけど、人より丁寧な仕事をすることを・・・
この企業は障害者雇用をはじめて行う企業です。今日からどんな試練が待ち受けているのか?2週間後に本人と家族の笑顔、そして、企業側の驚きの顔を見るのが楽しみです。
今日は職員2名体制で、午前10時から正午までの2時間の実習をサポートします。



2008年9月10日 posted by yumenbo


早弁


高校時代に、午前中からお腹が空いて「早弁」をした経験はありませんか?休憩時間のわずか5分~10分の間に食べる「早弁」は、なんだか楽しかった記憶があります。センターに通うAちゃんも最近、早弁が習慣になってしまいました。
彼女は、午前7時に朝ご飯を食べるようですが、お昼までお腹が持たず、通所のバスの中で、弁当を広げ、食べているようです。
昼食時になると、空の弁当を出し、皆の食事を羨ましそうに見ています。食欲の秋、気持は理解できますよね。でも、習慣は恐ろしい。三食の食事に戻すため、職員の奮闘がはじまります。



2008年9月9日 posted by yumenbo


実習と就労の違い


センターでは、就職に結びつけるために「実習」を行います。この実習期間中に、企業に見ていただいて、良ければ就労に、合わなければまたセンターで訓練を行います。しかし、就労の8割はこの実習で決まりますので、利用者もその家族も実習=就職と思い込んでしまうようです。
「先生実習に行くということは、就職ですよね」と言われてしまうのですが、ここからが、大変なんです。実習初日から3日間は送迎。4日目から自力通勤が可能な様に、通勤指導。実習期間中は朝から夕方まで、実習生と同じ作業をします。その期間は、1週間から2週間。そして始めて就労となるのです。



2008年9月8日 posted by yumenbo


企業訪問


昨日、企業巡回中の職員から事務所に連絡が入った。「A社に勤務する知的障害のBさんが、勤務中に事務所で泣いている。」とのこと。A社職員の話では「突然のことで訳が分からない。センターに電話しょうと思ったところ。」とのこと。急遽、その会社に走った。実は彼女のこのような問題は、6回目これまでの原因は、「やりたくない仕事あるいは、眠い」であった。そして、7回目の昨日は、「同じ仕事に飽きたこと。眠い」とのことでした。 
障害があり、機能的にも身体的にも困難なことを要求しているわけでない。確実に障害とは別の部分での「甘え」がそうさせているのだとするならば、彼女に、社会の厳しさを伝えることも必要である。
私はその会社で彼女に「ダメなことはダメ」と指導している時に、A社の部長さんが見えて「菊池さんもういいですよ。彼女は彼女なりに懸命に頑張ってますよ。まだ就職して1年なんだから、長い目で見ましょうよ。障害がない子でも、育てにくい社会ですから、それに比べるとこの子は素直で分かり易くていい。」と言うのです。頭が下がりました。
でも、こんなに理解して頂ける企業はまだまだ少ないのです。どこまでが障害でどこまでが「甘え」なのか?しっかり見極めながら、対応していかなければ、継続雇用はないのです。



2008年9月5日 posted by yumenbo


自信なんて何かしないと生まれない


本年四月に職業訓練校に入学したA君、不安、不安の下宿生活にすっかり溶け込み、親御さんからは、休みでも家に帰ってこないと別の嘆き声が聞こえてきます。
彼は今、一生懸命パソコンの学習をしています。そして、3月の卒業と4月の就職に向けて日々努力しています。彼は、時々センターにメールをくれます。寮生活のことや、友達のこと、就労への意気込みや不安。
「自信なんて何かしないと生まれない」何かしようと、もがく彼に送る言葉です。
菊池



2008年9月4日 posted by yumenbo


センターの一日


昨日、センターに通うAくんが、通所途中に軽い発作を起こし、センターに緊急連絡が本人から入りました。状況を伺ったところ、軽い発作ではあるものの、手足の震えがあること。自宅までは、自力で戻ったこと。自宅には、家族の姿が無く不安であること。が伝えられました。緊急事態に備え、事務所から、家族へ連絡を入れながら、二名の職員が自宅に走りました。到着すると、不安と恐怖からか、真っ赤な顔をしながら涙目で彼が迎えてくれました。少し体温も高く、発作が起きたことの精神的ショックもあり、落ち着かせながら話を聞きました。
その後、連絡を受け、駆けつけたお母様に引き継ぎました。
センターでは、日々いろんなことがあります。それをどれだけ私事で解決できるか?が大切なことであると考えています。
もし、自分に発作が起き、家に家族がいなかったなら・・・私は、誰かに来てもらいたいと思う。だとするなら、目の前の仕事より優先すべき、仕事を選ぶ。
センターはいつもそういう考え方で行動しています。
菊池



2008年9月3日 posted by yumenbo


新たな企業が障害雇用を検討


私たちの仕事は、①相談②教育訓練③家族支援④生活支援⑤企業開拓⑥ジョブコーチ⑦就労継続相談となっています。特に困難を極めるのが、⑤の企業開拓です。あちらこちらの企業に出向き、センターの趣旨を説明し、その企業の状況を確認させて頂いたうえで、雇用を依頼します。そうですね。30件に1件あればいいところです。その一件が出て、今度は、その企業で実習させて頂く、日程を決めます。そして、一週間の実習ですが、実習期間中はセンター職員がはりついて指導にあたります。この間にも、きめ細かくサポートするのです。例えば、実習決定時の家庭訪問であるとか、実習期間中の他従業員の密な関係づくりとか。そうやって、雇用が決まれば、求人票の書き方やハローワークさんとの打ち合わせを行い。就労となるのです。
そのきっかけとなるのが、企業開拓です。昨日、新たな企業が、前向きに検討してくれました。来週からの実習もきまりました。こうして、就労につながっていくのです。
菊池



2008年9月2日 posted by yumenbo


新たな就労者


ある企業に実習にいっていた知的障害の女性が、8月29日就労が決まった。就労が決定する、企業との最終打ち合わせに何度も同席をさせていただいてきましたが、「雇用します。」と言われる瞬間は、とびきり嬉しいものです。もちろん①本人の努力、②家族の協力、③企業の理解、④センター職員の地道な指導があり、雇用されるわけです。この4つの関係が、就労の大きな鍵となっています。
実際には9月8日から勤務する彼女ですが、継続してその企業で働けるよう懸命にサポートしていきたいです。



2008年9月1日 posted by yumenbo


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